栃木県が印象派画家シスレーの作品を3億6000万円で購入へ

栃木県は、県立美術館の集客力向上にむけ、印象派の画家、シスレーの作品を3億6000万円で購入する方針を決めました。

県が購入する方針を決めたのは、19世紀にフランスで活躍した印象派の画家、シスレーの「冬の夕日」というタイトルの、縦50センチ横65センチの作品です。
夕暮れ時に現れるセーヌ川の一瞬の光景を、最も印象派らしい画家とも言われるシスレーが穏やかな色彩で描いた風景画で、1880年代の前半に描いたとされています。
大正から昭和初期にかけて実業家の松方幸次郎が築いた美術品のコレクションの一つだったもので、購入額は3億6000万円です。
購入を発表した会見で福田知事は「独特の技法で描かれ、県立美術館の注目の作品としては大変いいものではないか」などと述べ、美術館の集客力向上につながると期待感を示しました。
シスレーの「冬の夕日」は、県議会の議決を経たうえで、美術作品などを取得する際の県の基金を活用して購入し、県立美術館での展示はことし4月の予定です。