釜川沿いに本屋 新たな交流拠点にするプロジェクト 宇都宮

宇都宮市の中心商店街の釜川沿いに小さな本屋をつくって、本を通して人の交流を生み出そうというプロジェクトがスタートしました。

企画したのは、宇都宮市と地元の自治会、それに、まちづくり団体などでつくる『カマクリ協議会』です。
「本屋を起点にしたまちなかの再生」と銘打ち、宇都宮市の中心商店街の釜川沿いにある市所有の空きスペースにカフェを併設した小さな本屋をつくる計画です。
本屋のまわりにはベンチも整備し、くつろぎながら滞在してもらうことで、街なかに賑わいを取り戻す狙いです。
ことし春の営業開始に向けて、クラウドファンディングを先月から行っていて、今月25日までの期間に200万円集めるを目標にしています。
支援者には、返礼品として、▽本を贈ったり、▽持ち寄った本を売ることができるスペースの「先行入居権」を贈呈したりしています。
『カマクリ協議会』会長の中村周さんは、「街と人と本とをつないでいきたい。クラウドファンディングにぜひ、協力していただき、自分が作った本屋だと思ってくれる人が一人でも増えるとうれしい」と話していました。