LRT 開業162日目に累計利用者数200万人を達成

宇都宮市と隣の芳賀町を結んで開業したLRT=次世代型路面電車の累計の利用者数が今月3日に200万人を達成し記念に菓子が利用者に配られました。

去年8月に開業したLRTは開業から162日目となる今月3日に累計の利用者数が200万人に達しました。
宇都宮ライトレールによりますと、現在の利用者数は平日が1万2000人あまり、休日は9000人あまりとなっていて、休日の利用者数が当初の想定を大きく上回っていることなどで想定より1ヶ月ほど早い達成となったということです。
達成を記念して、8日正午ごろ宇都宮駅東口停留場のホームで職員が「いつもご利用ありがとうございます」と声をかけながら、利用者200人にLRTのイラストが描かれた記念品のマドレーヌなどの菓子を手渡していました。
記念品を受け取った宇都宮市の20代の男性は「LRTが出来てから、宇都宮駅の方に来やすくなりました。これからも利用したいです」と話していました。
また、大阪から出張で訪れたという男性は「いつも出張先にはタクシーで行っていたので、LRTが出来て便利になったと思う」と話していました。
宇都宮ライトレールの今井宏行経営企画部長は「これからも利用者の声を聞きながら、ダイヤ改正などの改善に努め、300万人目指して、努力して参ります」と話していました。