凍りついた滝「氷ばく」を見に行くトレッキング 栃木 奥日光

厳しい冷え込みが続く奥日光で、凍りついた滝「氷ばく」を見に行くトレッキングが人気を集めています。

奥日光では、この時期、雪で覆われた湿原を歩いて中禅寺湖に注ぐ「外山沢川」の上流にある「氷ばく」を訪ねるトレッキングが人気です。
2日は日光自然博物館が企画したツアーに5人が参加し、博物館の担当者から奥日光の自然や野生動物の解説を聞きながら銀世界の中をスノーシューを履いて歩き、「氷ばく」を目指しました。
そして、3時間ほど進むと、目の前におよそ20メートルの凍りついた滝が現れ、参加者たちは近くまで登ったり記念写真を撮ったりして雪と氷の世界を満喫していました。
2日は、ツアーのほかにも、多くの人がトレッキングを楽しんでいて、このうち宇都宮から来たという男性は「職場の仲間と来ました。最高です。素晴らしいし神秘的ですね」と話していました。
日光自然博物館の自然解説員、山崎響子さんは「雪が降ると道が分かりにくくなるので、道具をそろえて道が分かる人と一緒に楽しんでほしい」と話していました。