自民 安倍派 簗和生議員と上野通子議員 収支報告書を訂正

自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、安倍派の、衆議院栃木3区選出の簗和生議員と参議院栃木選挙区選出の上野通子議員は派閥からキックバックを受けたパーティー券収入を政治資金収支報告書に記載していなかったとして、31日訂正しました。

このうち簗氏が代表を務める「自由民主党栃木県第三選挙区支部」は、2022年までの3年間に所属する安倍派「清和政策研究会」からの収入あわせて924万円を政治資金収支報告書に記載せず、31日訂正しました。
また、上野氏が代表を務める「自由民主党栃木県参議院選挙区第一支部」も2022年までの3年間に、所属する安倍派「清和政策研究会」からの収入あわせて188万円を政治資金収支報告書に記載せず、31日訂正しました。

NHKの取材に対し、上野氏は「派閥からの指示に沿って対応していたが、結果としてその指示が間違っていた。政治不信や不安を招く結果となり、申し訳なく思う。今後は派閥やそれに準じたものには属さずに1人でやっていき、信頼回復に努めていきたい」と話しています。