園児と職員45人感染性胃腸炎 県北地域の認定こども園

県北地域の認定こども園で園児と職員合わせて45人が、おう吐や下痢などの症状を訴え、このうち3人からノロウイルスが検出されました。
県は感染性胃腸炎の集団発生が確認されたとして、園に対し手洗いや消毒などを徹底するよう指導しました。

県によりますと、今月13日から29日にかけて、「県北健康福祉センター」管内の認定こども園で、園児42人と職員3人の合わせて45人が、おう吐や下痢などの症状を相次いで訴えました。
いずれも重症ではなく、全員が快方に向かっているということですが、このうち3人について県が検査を行ったところ、いずれもノロウイルスが検出されたということです。
県は、感染性胃腸炎の集団発生が確認されたとして発生源の調査を行うとともに、保育所に対して施設内の消毒や手洗いなどを徹底するよう指導しました。
県によりますと、冬の時期は感染性胃腸炎の感染者が増える傾向にあるということで、基本的な感染対策として食事や料理をする前、それにトイレに行った後はせっけんでしっかりと手洗いすることなどを呼びかけています。