宇都宮南高の競泳 松下選手 「パリ五輪出たい気持ち強く」

パリオリンピックの開幕まで26日で半年です。
宇都宮南高校に通う競泳の松下知之選手が、「栃木県高校スポーツ賞」の表彰式に出席し、初めてのオリンピック出場へ「出たいという気持ちが日に日に強くなっている」と述べました。

表彰式は26日、宇都宮市内のホテルで行われ、去年、ソフトテニスの定時制と通信制の高校生が参加する全国大会の女子団体で優勝した県選抜チームの7人の選手が、「栃木県高校スポーツ賞」を受賞しました。
また、去年の全国高校総体の競泳、男子200メートルと400メートルの個人メドレーでともに優勝した宇都宮南高校3年の松下知之選手が、「優秀選手賞」などを受賞しました。
松下選手は、去年9月に開かれた世界ジュニア選手権の男子400メートル個人メドレーでも優勝するなど成長著しい18歳で、ことし、初めてのオリンピック出場を目指しています。
松下選手はパリ大会について、「出たいという気持ちが日に日に強くなっている。いい練習ができているので大会が近づいてきて、わくわくしています」と述べました。
そのうえで、3月の代表選考会に向けて、「自分は若手なので、自分らしい勢いのある泳ぎができたらいい」と話していました。