来春の就職を目指す高校生が仕事を体験できる企業説明会

来年(R7)春の就職を目指す高校2年生がさまざまな会社の仕事を体験する企業説明会が宇都宮市の高校で開かれました。

企業説明会が開かれたのは宇都宮市の県立宇都宮白楊高校で、これから本格的な就職活動に取り組むおよそ270人の2年生が参加しました。
会場となった体育館には県内の製造業や販売業の会社など35社がブースを設け、生徒たちは、興味のある会社のブースを回って担当者の手ほどきを受けながら業務の一部を体験します。
電気工事の会社のブースでは、集まった生徒たちが長い柄のついた器具を使って、離れた場所から電線を覆う樹脂をはがしたり絶縁用のテープで電線を巻いたりする電線工事の作業に挑んでいました。
また、制服やネクタイを製造する会社のブースでは、あらかじめ用意されたパーツを縫い合わせてリボン型のネクタイを完成させる仕事を体験していました。
ネクタイ作りを体験した女子生徒は「思ったより難しかったが、体験しないと分からないことなので、参考になりました」と話していました。
宇都宮白楊高校の高田真史進路指導部長は「直接企業の人と話し、仕事を体験することで、生徒たちが視野を広げ、適性を見出す機会になればいいと思います」と話していました。