夜間に光る「行灯大鳥居」 下野市の神社にお目見え 栃木

骨組みに電球をつけることで、夜間に光らせることができる神社の鳥居が、ことしも下野市にお目見えしました。

下野市下古山の星宮神社では、初詣に来る参拝客などを楽しませようと、「行灯大鳥居」と名付けられた光る鳥居を、毎年、この時期に設置しています。
23日は、地域の人たちおよそ15人が集まり、竹やステンレス製の骨組みに電球を取りつけたあと、金色の布で覆って、光る鳥居を完成させました。
この鳥居は、高さと幅がそれぞれおよそ7メートルあり、最後に地元の子どもたちが、親といっしょに新年の願いごとを書き込んだあと、参道の入り口に設置されました。
子どもといっしょに願いごとを書いた30代の父親は、「家族みんなが健康でいられますようにと書きました。金色なので縁起がよさそうです」と話していました。
星宮神社の禰宜の小林誉史さんは、「新年が活気づいた年になるようにと願いを込めて、ことしは金色にさせていただきました。ぜひ初詣に神社を訪れて願いごとを書き込んでほしい」と話していました。
星宮神社の光る鳥居は、節分まで設置され、夜間に点灯されるということです。