農作物のPRイベント 大学生SNSで発信し来客倍増 大田原

10日、大田原市で地元でとれた農作物のおいしさをPRするイベントが開かれました。
SNSによる情報発信にたけた学生の協力を得て集客を図ったところ、会場は例年の2倍近くの人でにぎわいました。

このイベントは、大田原市の女性の生産者でつくるグループ「ココマルシェ会」が毎年、この時期に企画しています。
廃校となった校舎を改修してつくられたカフェに20のブースが設けられ、地元の野菜を使ったカレーや大田原産の和牛などが、市価より安い価格で販売されました。
グループによりますと、ことしは大勢の客を呼び込もうと、SNSによる情報発信にたけた東京の大学生たちの協力を得て集客に力を入れ、イベントのポスターの写真をSNSで拡散したり、ネット上にホームページを作成したりしたということです。
その甲斐あって、会場は、例年の2倍近い400人を超える人でにぎわい、大盛況でした。
子どもと訪れた母親は「どれもおいしいものばかりです。若い学生の力で会場全体が盛り上がっていますね」と話していました。
イベントに協力した東洋大学経営学部2年の市村良美さんは「多くの方に訪れてもらうことができ、協力してよかった」と笑顔でした。