北欧発祥のスポーツ「モルック」大会 栃木 足利

木の棒を投げ、倒したピンの得点をもとに競う北欧のフィンランドが発祥のスポーツ、「モルック」の大会が栃木県足利市で開かれました。

「モルック」は、20センチほどの木の棒を12本のピンに向けて投げ、倒したピンに書かれた点数などの合計が50点になるように競うスポーツで、来年8月には北海道で世界大会が開催されます。
10日、足利市を流れる渡良瀬川の河川敷で開かれた大会には、栃木と群馬にまたがる両毛地域に住むモルックの愛好家およそ100人が参加しました。
参加者たちは、家族や友人などで2人から4人のチームを作り、点数を計算しながら作戦を立てて狙いどおりのピンを倒すと、大きな声を上げて喜び合っていました。
群馬県からカップルで参加した女性は「初めての大会でドキドキしましたが、順調にできてよかったです」と話していました。
主催した地元のスポーツクラブの松村兵三会長は「足利ではモルックの認知度が低いのでこうした機会を通じて広まることを願っています」と話していました。