JR烏山線 開業100周年記念 車両の運転を体験 栃木

栃木県を走るJR烏山線の開業100周年を記念して、車両の運転を体験できるイベントが宇都宮市で開かれました。

イベントはJR宇都宮駅近くの宇都宮運輸区構内で開かれ、小学生など4人が参加しました。
参加者は、まず、運転士が実際に訓練で使用するシミュレータで乗務員の仕事を体験し、運転の基本動作を学んだり、発車の合図を練習したりしました。
このあと、蓄電池で駆動する烏山線の車両「アキュム」に乗り込み、運輸区構内で運転を体験しました。
およそ250メートルの線路を時速10キロほどで走行し、参加者の1人が、停車位置にピタリと止めると、JRの職員たちから拍手が起きていました。
横浜から訪れた60代の男性は「アキュムという新しい電車を運転でき、貴重な機会で楽しかった」と話していました。
また、父親と埼玉県から訪れた小学6年生の男の子は、「ぴったり止めることができてうれしかった。将来は車掌か運転士になりたい」と話していました。
烏山線の開業100周年を記念した、このイベントは、26日も開かれます。