栃木県 インフルエンザ 感染者数が今シーズン最多に

直近1週間の県内のインフルエンザの感染者数は前の週を上回り、今シーズン最も多くなりました。
県は、手洗いや、うがい、それに、人が密集している場所でのマスクの着用など基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。

県の発表によりますと、今月19日までの1週間に県内76の医療機関から報告を受けたインフルエンザの感染者数は1638人で、1医療機関あたりの平均は21.55人でした。
前の週は、16.82人でいったん減少しましたが、再び、増加傾向に転じ、ことし9月の今シーズンに入ってから最も多くなりました。
県は、引き続き、インフルエンザの「流行注意報」を出して、手洗いやうがい、それに、人が密集している場所でのマスクの着用など基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。
一方、新型コロナウイルスの感染者数は177人で、1医療機関あたりの平均は2.33人と、前回の2.46人を下回り、4週連続の減少となりました。
年代別に見ますと、10歳未満が26人、10代が35人、20代が16人、30代が13人、40代が22人、50代が9人、60代が16人、70代が20人、80歳以上が20人となっています。