本格的な雪の季節を前に那須塩原市のスキー場で安全祈る神事

本格的な雪の季節を前に、那須塩原市のスキー場で、今シーズンの営業の安全を祈る神事が行われました。

那須塩原市のスキー場「ハンターマウンテン塩原」は、県内のスキー場でもっとも早く、来月1日に今シーズンの営業を始める予定です。
20日は、地元の観光業界の関係者や警察、消防など、およそ40人が参列して神事が行われ、はじめに地元の神社の神職がスキー場を清めるための細かい紙をまいていきました。
このあと、参列者たちが玉串をささげて、今シーズン、スキー場を訪れた人が安全にスキーやスノーボードを楽しめるように祈願していました。
スキー場では今、来月のオープンに向けた準備が進められていて、20日は4人乗りのリフトが正常に運行するかなどを、スタッフが念入りに確認していました。
今後は、寒さが厳しくなる今月下旬ごろから、人工雪によるゲレンデ作りが始まっていくということです。
「ハンターマウンテン塩原」の中平貴弘総支配人は「きょうの神事で、改めて安全第一であることを全員が共有できたと思います」と話していました。