LRT停留場の電柱に車衝突 LRT一時運転見合わせ 宇都宮

17日早朝、宇都宮市でLRT=次世代型路面電車の停留場の電柱に車が衝突し、電車は始発から10分あまり、運転を見合わせました。

LRTの運営会社によりますと、17日午前5時ごろ、宇都宮市の「峰」停留場の電柱に普通乗用車が衝突しました。
この事故で、けがをした人いませんでしたが、LRTは、上り列車の運行を始発から12分間、見合わせました。
この電柱は、停留場に電気を送る設備であったため、事故のあと、停留場内の券売機や照明設備が使えなくなりましたが、およそ2時間後に復旧したということです。
運営会社によりますと、停留場の設備に車が衝突する事故は初めてだということです。
警察によりますと、車を運転していた男性は「峰」停留場からおよそ600メートル離れた「陽東3丁目」停留場付近に車を止めて、みずから警察に通報したということです。
また、調べに対し、「中央分離帯の途切れた場所から対向車線に出てしまい、逆走し、ぶつかった」などと話しているということで、警察は、詳しい事故の原因を調べています。