プラスチックごみ削減へプラスチック製品の代替品展示し商談会

プラスチックごみの削減のため県内外の企業が開発や製造をしたプラスチック製品の代替品を展示して販路拡大を目指す商談会が宇都宮市で開かれました。

この商談会は、県内の金融機関が開催したものづくり企業の展示商談会に合わせて県が企画しプラスチック製品の代替品を開発や製造などを行う県内外の20の企業が出展して開かれました。
このうち新潟県に本社をおく企業は非食用のコメとプラスチックを混ぜて製造したスプーンやごみ袋などを展示していました。
この企業によると古米や破砕米など処分されてしまうコメを原料にしていてプラスチックの使用を減らす以外にもフードロスの削減にもつながるとしています。
また会場には農業の生産現場で使用されるプラスチック製品の代替品も展示され県内の企業はトウモロコシやサトウキビを原料にした枝やつるを固定するための結束バンドを紹介していました。
商談会を企画した栃木県資源循環推進課の※トウ平慶志さんは「プラスチックに比べてコストや価格は高くなりますがより多くの人に知ってもらい手に取ってもらって利用が進むことを期待しています」と話していました。