プロ野球 阪神が白鴎大の福島圭音選手に指名あいさつ

プロ野球のドラフト会議で、ことし38年ぶりに日本一になった阪神から育成2位で指名された白鴎大学の福島圭音選手が8日、球団から指名のあいさつを受け、「1日も早く支配下に入れるように頑張りたい」と意気込みを述べました。

白鴎大学の福島圭音選手は、50メートルを5秒台で走る俊足と、強肩が持ち味の外野手で、先月行われたドラフト会議で、阪神から育成2位で指名されました。
8日は小山市にある大学のキャンパスで、畑山俊二統括スカウトなどから指名のあいさつを受け、「走攻守の三拍子が揃っている中でも特に脚力を評価しているので、ハングリーさを発揮してほしい」と激励されました。
これに対して福島選手は、真剣な表情をしてうなずいていました。
ことし38年ぶりに日本一になった阪神では、同じ白鴎大学出身の大山悠輔選手がチームの主軸を務めていて、福島選手はドラフト会議のあとに電話をして、「おめでとう」と祝福されたと言うことです。
福島選手はあいさつのあと、「阪神は小さいころからの憧れの球団だったので、今はわくわくする気持ちでいっぱいです。プロでは持ち味の積極的な盗塁を生かして、1日でも早く支配下に入れるように頑張りたい」と、意気込みを話していました。