栃木県 11月22日は家事分担「とも家事の日」に

栃木県は「いい夫婦の日」とされる11月22日を、パートナーと分担してともに家事をする「とも家事の日」として県民に定着させるキャンペーンを展開することになりました。

24日開かれた定例の記者会見で、福田知事は「理想のとも働き・とも育ての実現に向けて、市や町、企業と連携して、みんなで家事をシェアする考え方を定着させたい」と述べ、11月22日を「とも家事の日」に制定すると発表しました。
新たにデザインしたロゴマークや推進キャラクター、その名も「ともジカ」を活用してキャンペーンを展開するとしています。
まずは来月15日から29日を「とも家事推進ウィーク」として、実践例やアイデアの動画や写真を募集したり、スーパーや家電量販店の協力で、惣菜や便利家電を割引価格で購入できる特設コーナーを各店舗に設けたりする予定です。
県によりますと、栃木県は「共働き率が49.8%と全国平均を2.7ポイント上回っている」一方で、「妻が家事に従事する時間は夫の9倍」というデータもあるということで、県は、「とも家事」を推進することで現状を改善し、少子化対策につなげたい考えです。