栃木県 新型コロナとインフル ともに感染者数が前週を下回る

栃木県が12日発表した新型コロナウイルスの新規感染者数は、1医療機関あたり5.67人となって、4週連続で前の週を下回りました。
また、インフルエンザの感染者数も減少しましたが、県は、流行開始の目安を超えているとして引き続き対策の徹底を呼びかけています。

県は新型コロナの感染者数について、県内で指定した76の医療機関から週に1回、報告を受けた人数の集計結果を毎週木曜日に公表しています。
それによりますと、今月8日までの1週間に報告された新規感染者数は431人で、1医療機関あたりの平均は5.67人でした。
前の週の8.96人を3.29ポイント下回り、4週連続で減少しました。
新規感染者を年代別に見ますと、10歳未満が76人、10代が105人、20代が30人、30代が30人、40代が45人、50代が45人、60代が33人、70代が29人、80歳以上が38人となっています。
また、インフルエンザの新規感染者数は275人で、1医療機関あたり3.62人と、こちらも前の週の3.68人から減少しています。
ただ、流行開始の目安である「1」人を超えていることから、県は、引き続き、基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。