県内新型コロナ定点把握 感染8.96人前週比減 インフル増

栃木県が5日発表した新型コロナウイルスの新規感染者数は、1医療機関あたり8.96人となって、3週連続で前の週を下回りました。
一方、インフルエンザの感染者数は、再び増加に転じていて、県は基本的な感染対策を徹底するように呼びかけています。

県は新型コロナの感染者数について、県内で指定した76の医療機関から週に1回、報告を受けた人数の集計結果を毎週木曜日に公表しています。
それによりますと、今月1日までの1週間に報告された新規感染者数は681人で、1医療機関あたりの平均は8.96人でした。
前の週の11.63人を下回り、3週連続で減少しました。
新規感染者を年代別に見ますと、10歳未満が127人、10代が134人、20代が45人、30代が53人、40代が78人、50代が70人、60代が65人、70代が51人、80歳以上が58人となっています。
一方、インフルエンザの新規感染者数は280人で、1医療機関あたり3.68人と、前の週の3.30人から再び増加に転じました。
引き続き、流行開始の目安である「1」人を超えていることから、県は基本的な感染対策を徹底するように呼びかけています。