栃木県内 多くの企業で来春採用予定の大学生・院生の内定式

来年春に卒業する大学生の就職内定が解禁され、10月最初の平日となった2日県内では、多くの企業で内定式が行われました。

このうち宇都宮市内に本店を構える足利銀行の内定式はJR宇都宮駅に隣接する「ライトキューブ宇都宮」で行われ、来年春に採用される予定の大学生や大学院生など110人が参加しました。
内定式では大塚正義常務があいさつし、「銀行は製造業と違い、みんなが商品、サービスの最前線。自分の魅力を磨き、地域経済や人々の暮らしのために頑張ってほしい」と述べました。
続いて、内定の通知書が人事の担当者から学生ひとりひとりに手渡されました。
内定式は、新型コロナの影響で一時、オンラインで行われていましたが、ことしは去年に続いて対面で行われ、式のあとには内定者が交流を図るグループワークも行われました。
福島県出身で栃木県内の大学を卒業する予定の女子学生は「来年4月から社会人になる実感が改めて、わきました。お客様に安心や信頼感を与えられる銀行員になりたい」と話していました。
栃木県出身で群馬県の大学を卒業する予定の男子学生は「銀行員として地元の発展に貢献したい。残り半年の学生生活で今しか出来ないことを見つけて楽しみたい」と話していました。