“自然との共生”を大切にする地域づくり目指して 栃木 小山

小山市は自然との共生を大切にする地域づくりに、市民や民間事業者と一丸となって取り組もうと、イベントを開催しました。

イベントは、1日小山市役所やその周辺を会場に開催されました。
まず、行われたのが「小山市ゼロカーボンシティ&ネイチャーポジティブ宣言」と銘打った共同宣言で、小山市の浅野正富市長と市議会の篠崎佳之議長が宣言文に署名しました。
小山市は、この宣言のもと、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることや生態系の多様性を回復させて自然との共生を実現することを目指しています。
続いて、小山市と大手飲料メーカーなどとの間でペットボトルをめぐる協定の締結式が行われ、新たな石油資源を使わずに何度もペットボトルを再生して循環させる取り組みを協力して進めることを確認しました。
会場では、電気自動車の展示や環境に配慮して育てられた野菜の販売などが行われ、訪れた人たちはサステナブルな取り組みを楽しんでいました。
野菜を購入した30代の女性は、「こういう催しがあるとみんなの意識に浸透するので、いいと思う」と話していました。
小山市の浅野市長は、「行政だけでなく市民と一緒に進めていくことが重要と考えている」と話していました。