栃木県の新型コロナ2週連続減 インフルエンザ微減も高水準

栃木県が28日発表した新型コロナウイルスの新規感染者数は、2週連続で前の週を下回りました。
また、インフルエンザの感染者は前の週は下回ったものの高い水準が続いていて、県は改めて基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。

県は、新型コロナの感染者数について、県内で指定した76の医療機関から、週に1回、報告を受けた人数の集計結果を、毎週木曜日に公表しています。
それによりますと、今月24日までの1週間に報告された新規の感染者数はあわせて884人で、1医療機関あたりの平均は11.63人でした。
これは、前の週の20.86人を9.23人下回って半分近くに下がり2週連続で前の週を下回りました。
報告された人を年代別に見ますと、10歳未満が177人、10代が183人、20代が63人、30代が86人、40代が92人、50代が75人、60代が73人、70代が69人、80歳以上が66人となっています。
また、インフルエンザの新規感染者数は251人で1医療機関あたり3.30人と、前の週の3.67人と比べてわずかに減りました。
一方で流行開始の目安である「1」を超えていることから、県は改めて、基本的な感染対策を徹底するように呼びかけています。