公立中学教諭が教え子にわいせつ行為か 懲戒免職処分

栃木県内の公立中学校に勤務する男性教諭が、教え子の女子生徒にキスをしたり体を触ったりしたとして、懲戒免職の処分を受けました。

処分を受けたのは、県内の公立中学校に勤務する20代の男性教諭です。
県教育委員会によりますと、この教諭はことし3月から、教え子の女子生徒の悩み相談を受けるなかで電話やSNSを通じて私的なやりとりを始め、6月から7月にかけて、自家用車のなかでキスをしたり体を触ったりするなどのわいせつな行為を行ったということです。
今月、教諭と生徒の様子を不審に思った保護者の知人が県教育委員会に相談したことから明らかになりました。
県教育委員会の聞き取り調査に対して、教諭は「好意があったので歯止めがきかなかった」と話しているということで、27日付けで懲戒免職の処分を受けました。
栃木県では、今月8日にも別の男性教諭が教え子にわいせつな行為をして免職処分を受けるなど、今月だけで3件の不祥事が起こっています。
県教育委員会では来月中に公立の小中学校を対象にした臨時の校長会を開催し、SNSの使用ルールについて検討を行うなどして再発防止の徹底を図るということです。