プロ野球2軍公式戦 栃木ゴールデンブレーブス参加は見送りへ

プロ野球の2軍の公式戦に来年から新たに参加する球団について、BCリーグの栃木ゴールデンブレーブスを運営する人材派遣会社の参入は、今回は見送られる見通しとなったことが、関係者への取材で分かりました。

プロ野球では、2軍の公式戦がイースタン・リーグ7球団とウエスタン・リーグ5球団に分かれて行われていますが、野球のすそ野を広げることを目的に2軍の試合に参加する新たな球団を公募した結果、BCリーグの栃木ゴールデンブレーブスを運営する人材派遣会社、「エイジェック」を含む3つの企業などから申請が届きました。
そしてNPB=日本野球機構と12球団による実行委員会は、経営計画やチーム編成の方針などのヒアリング、さらに本拠地となる球場や施設を視察するなどして、審査を進めてきました。
その結果、25日開かれた臨時実行委員会で静岡市を本拠地とする球団の創設を目指す「ハヤテ223」とBCリーグの新潟アルビレックスBCが来年から2軍の試合に参加し、「エイジェック」は今回は見送られる見通しとなったことが、関係者への取材で分かりました。
2つの球団の参加は、今月29日のオーナー会議で承認される見通しです。