栃木県 新型コロナ感染者数は減少 インフルは2倍近くに増加

栃木県が21日発表した新型コロナウイルスの新規感染者数は、5週間ぶりに前の週を下回りました。
一方、インフルエンザの感染者は前の週の2倍近くに増加していて、県は改めて基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。

県は、新型コロナの感染者数について、県内で指定した76の医療機関から、週に1回、報告を受けた人数の集計結果を、毎週木曜日に公表しています。
それによりますと、今月17日までの1週間に報告された新規の感染者数はあわせて1585人で、1医療機関あたりの平均は20.86人でした。
これは、前の週の25.51人を4.65人下回っていて、5週間ぶりに前の週を下回りました。
報告された人を年代別に見ますと、10歳未満が388人、10代が379人、20代が92人、30代が134人、40代が165人、50代が132人、60代が107人、70代が100人、80歳以上が88人となっています。
一方、インフルエンザの新規感染者数は1医療機関あたり3.67人と、前の週の1.87人と比べて2倍近くに増えました。
例年より2か月ほど早く、流行開始の目安である「1」を超えていることから、県は改めて、基本的な感染対策を徹底するように呼びかけています。