「地域おこし協力隊」の体験会 栃木 那須烏山市

地方に移住して活性化に取り組む「地域おこし協力隊」に関心がある人が現役の「隊員」とともに活動する体験会が栃木県那須烏山市で行われています。

那須烏山市が開いた体験会には神奈川県と栃木県内の18歳から22歳までの3人が参加しました。
初日の16日は地元の民芸館でオリエンテーションが開かれ、参加者は、「地域おこし協力隊」が空き家の有効活用や、地元の祭りを盛り上げることに携わってきたといった活動内容の説明を受けました。
3人は18日までの3日間、現役の「隊員」とともに移住してきた人に地域の魅力や課題を聞き取る活動などに参加するということです。
神奈川県から参加した20代の社会人の女性は「那須烏山市に来たのは初めてです。皆さんがどのような思いで過ごしているのか聞いてみたいです」と話していました。
体験会を運営するNPO法人「中之条コネクト」の枝拓未さんは「『隊員』になったあとに『こんなはずじゃなかった』とならないよう、体験会を通じ、地方ならではの空気感や暮らしを知ってもらたいです」と話していました。