ユニークなかかしを展示「かかし祭り」 栃木県 下野市

手作りのユニークな「かかし」を道沿いに展示する「かかし祭り」が、下野市で開かれています。
「かかし祭り」は、下野市下古山にある星宮神社の旧参道沿いで、地元の人でつくる実行委員会が、今月21日から開いています。
15回目を迎えることしは、幼稚園児や小学生、それに地元の人たちが手作りしたかかし37体が、ひまわり畑のそばに並んでいます。
このうち「かかしも二刀流」という作品は大リーグで活躍するエンゼルスの大谷翔平選手を投げる様子と打つ様子の2体のかかしで表現しています。
また、栃木県誕生150年を祝う文字やいちごの「とちあいか」を、ペットボトルのキャップで表現した作品や本物のさおをかかしに持たせて、魚を釣る男性を再現した作品などが並び、訪れた人たちは、撮影や散策をしながら、個性豊かなかかしの姿を楽しんでいました。
市内から訪れた小学3年生の女の子は、「いちごのかかしが目がかわいくてよかった」と話していました。
星宮神社の禰宜、小林誉史さんは「さまざまな作品が並んでいます。ひまわり畑の風景を楽しみながら、散歩として楽しんでほしい」と話していました。
かかしは、来月中旬まで展示されるということです。