9月27日は「黄ぶなの日」 周知へ

無病息災のお守りとして宇都宮市に伝わる「黄ぶな」を多くの人に知ってもらおうと、語呂合わせから9月27日が「黄ぶなの日」として登録されました。

「黄ぶな」は宇都宮市に伝わる伝説で、その昔、天然痘が流行した際に田川で釣り上げられた黄色いフナを食べた人が回復したという話から、無病息災を願う縁起物などとして地域で親しまれてきました。
この「黄ぶな」を多くの人に知ってもらいまちおこしに活用しようと、市内の有志が記念日の認定や登録を行っている「日本記念日協会」に申請を行い、語呂合わせから9月27日が「黄ぶなの日」として記念日に登録されました。
有志は今後来月1か月間を「黄ぶなの日」を周知する月間とし、来月3日にはオリオン通りで認定記念のイベントを開催することにしています。
また、黄ぶなをまつる特設の神社や黄ぶなを描いた巨大な旗を市内に飾るほか、40余りの商店などが黄ぶなにまつわる菓子や特別メニューを提供したりして「黄ぶなの日」を盛り上げる計画です。
黄ぶなの日を企画した「黄ぶな推進協議会」の関口慶介会長は「黄ぶなを通じて多くの人が宇都宮市の歴史や文化などを見直すきっかけしてほしい」と話していました。