小学生がツリークライミングを体験 栃木 那須町

夏休みの小学生たちが、ロープを使って木に登る「ツリークライミング」を体験する催しが31日、那須町で開かれました。

この催しは県の教育委員会などが企画して那須町の林の中にある公園で行われ、31日は県内の小学6年生30人あまりが参加しました。
子どもたちはヘルメットや「サドル」と呼ばれる安全帯を身につけたあと、手と足を使ってロープを引きつけながら木を登る方法をインストラクターから教わりました。
そして実際にロープを使って木に登るツリークライミングに挑戦し、高さおよそ15メートルの栗の木に登っていきました。
子どもたちの中には登り方のコツをすぐにつかんで上の方まで登れるようになる子もいて、高い位置からまわりの景色を楽しむ様子も見られました。
宇都宮市から参加した男の子は「木に登るのは難しかったけれども、なれてコツをつかんだら楽しく上れました」と話していました。
催しの実行委員会の村山二郎委員長は「栃木県にはさまざまな環境や文化があるのでこうした体験を通じて子どもたちに楽しんでもらえれば」と話していました。