栃木県の文化財の魅力発信の「応援団」に委嘱状

栃木県の文化財の魅力をSNSを通じて情報発信する取り組みに協力してくれる人たち、通称「応援団」に、24日、委嘱状が手渡されました。

県庁で行われた委嘱式には、県の取り組みに、これから協力する「応援団」の団員47人のうち、13人が出席し、県の担当者から委嘱状を受け取りました。
栃木県は、6年前から「体感!!とちぎの文化財」と銘打ったフェイスブックのページを作成し、県内に点在する文化財や観光資源の魅力をPRする取り組みを進めていて、去年は、およそ150の投稿を行っています。
「応援団」は、この取り組みを手伝う人たちで、ことしは応募から選ばれた県内外の47人が活動することになっています。
24日の委嘱式では、団員たちが、ひとりひとり自己紹介を行い、「古墳の魅力を発信したい」とか「自分の足で歩いて文化財の良さを伝えたい」などと、意気込みを語りました。
委嘱式のあと、団員のひとり、仲山初枝さんは「文化財に関わってみたいと思って応募したので、これからの活動が楽しみです」と話していました。
県文化振興課の荒木諭課長補佐は「地元に住んでいるからこその情報や歩いて回ったこそ感じる思いがあると思うので、ぜひ生の声を寄せてもらいたい」と話していました。