作業中の50代男性が熱中症で死亡 労働局が労災事故で調査

今月、栃木県内の事業所の店舗で作業をしていた50代の男性が熱中症で死亡したことが栃木労働局の調べでわかりました。

栃木労働局によりますと今月3日午後3時半ごろ栃木県内の事業所の店舗内で作業をしていた50代の男性が倒れているが見つかり、救急車で搬送されました。
男性は搬送先の病院で治療を受けましたが、当日の夜に熱中症で亡くなったということです。
栃木労働局によりますと店舗内にはエアコンが設置されていましたが、使用していなかったということで、労働局は労災事故として当時の詳しい状況を調べています。
県内で熱中症で死亡する労働災害が起きたのは平成27年以来だということです。
県内では、今月に入って各地で35度を超える猛烈な暑さとなる日が続いていて、労働局では適切な冷房の使用やこまめな水分補給など職場における熱中症の予防の徹底を呼びかけています。