東武鉄道の新型特急「スペーシアX」運行開始

東京・浅草と日光市の間を走る東武鉄道の新型特急「スペーシアX」の運行が始まり15日、東武日光駅では大勢の人が新型車両を出迎えました。

「スペーシアX」は東武鉄道が、33年ぶりにモデルチェンジした特急車両で、浅草と日光市の東武日光駅までを1時間50分、鬼怒川温泉駅までをおよそ2時間で結び、一日最大4往復、運行されます。
6両編成の車内には、一般の座席の他、ボックスシートや個室もあり、豪華な装いが特徴の6号車にある「コックピットスイート」は最大7人で利用することができます。
運行を始めた15日は、東武日光駅でイベントが行われ、新型車両がホームに入ってくると、到着を待ち構えた大勢の人が「おー」とか「かっこいい」などと声をあげ、写真や映像に収めていました。
そして、地元の人たちが賑やかにお囃子を演奏するなか、観光協会の関係者が、列車から降りる人たちに名物のお菓子などが入った記念品を手渡していました。
埼玉県の18歳の男性は「白いボディーが輝いていてすごく感動しました。窓が大きくて中が、すごく明るいのが特徴的だと思った」と話していました。
日光市女将の会の根本方子さんは「アフターコロナでやっと旅行を楽しめるようになったので、ぜひ、スペーシアXで日光の旅を楽しんでほしい」と話していました。