厳しい暑さ 涼を求めて図書館に多くの人が訪れる 宇都宮

連日、厳しい暑さが続く中、冷房の効いた図書館には、涼を求める人もたくさん訪れています。

宇都宮市は、外出中に暑さで体調不良になった人がひと休みできるよう、「熱中症避難所」と呼ばれる休憩スペースを12年前から、市内の公共施設およそ100か所に設けています。
このうち、市立南図書館では、連日の暑さに加えて電気料金が先月から値上がりしたこともあり、冷房の効いた図書館で暑さをしのぐ利用者の姿が目立つようになっているということです。
14日も蒸し暑い一日となり、冷房の効いた館内では200席以上ある閲覧スペースで利用者たちは思い思いの本を読んだり、学習スペースで勉強したりしていました。
30代の女性は「毎日、こう暑い日が続くと子どもを連れて公園にも行けない。家では一日中、扇風機とクーラーを稼働しているので、昼間だけでも外に出て涼めるのはありがたい」と話していました。
宇都宮市立南図書館の高坂靖路副館長は「連日暑い日が続いていますが、熱中症を避ける観点などからも図書館を活用して暑い夏を乗り切ってもらいたい」と話していました。