「サーバルキャット」14日から県内初公開 那須どうぶつ王国

那須町の動物園でアフリカの草原などに生息するネコ科の動物「サーバルキャット」が県内で初めて公開されることになりました。

「サーバルキャット」は、小さい頭に大きな耳、ほっそりした体にすらりと長い脚が特徴の、サハラ砂漠以南のサバンナに生息するネコの一種で大きなものは体長1メートル、体重18キロにもなります。
那須町にある動物園「那須どうぶつ王国」では、先月下旬、2歳と3歳のメス2頭がそれぞれ神戸と名古屋にある動物園から運ばれ、14日から一般に公開されます。
園の担当者によりますと「サーバルキャット」が県内で公開されるのは初めてで、将来的にはオスも迎え入れ繁殖に取り組みたいとしています。
また、園では、新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行後、初めてとなる夏休みを前に、展示施設を魅力的にする取り組みを進めてきました。
刷新されたニホンリスの展示エリアは、350平方メートルの敷地にヒマラヤスギなどおよそ100本の樹木が植えられ、来園者がエリア内に入って放し飼いのリスを間近で観察できるようになっています。
那須どうぶつ王国の鈴木和也総支配人は「この夏をターゲットに準備をしてきました。動物たちの生き生きとした姿と環境を両立させ、来園者にワクワク感を届けたい」と話していました。