夏休みを前に県内の旅行会社で夏の旅行の予約 本格化

夏休みを前に、県内の旅行会社では夏の旅行の予約が本格化しています。

新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行後、初めてとなる夏休みを前に「JTB宇都宮支店」には連日、多くの人が訪れ、旅行のプランについて窓口の担当者と話し合う姿が見られます。
12日昼過ぎ、支店を訪れた70代の男性は「4年ぶりの旅行です。妻と一緒に伊勢志摩に行きます」と話していました。
また、70代の女性は「海外に孫と行きます。孫はコロナで大学生活を満喫できなかったので、いいプレゼントにしたい」と話していました。
「JTB」の予測によりますと、今月15日から来月末までに国内旅行に出かける人の数は7250万人に上り、新型コロナ感染拡大前の2019年と同じ水準まで回復する見通しです。
また、旅行先は全国的に『国内は沖縄・北海道』『海外はハワイ・韓国』と以前から人気のあった地域に予約が集中していて、栃木県も同様だということです。
JTB宇都宮店の榎田真由美店長は「やっと国内旅行の需要が回復してきたと実感している。渡航制限も徐々に解除されているので、これからは海外旅行も行きやすくなると思う」と話していました。