七夕を前に短大生が浴衣姿で受講 宇都宮

7日の七夕を前に、宇都宮市の短期大学では学生たちが浴衣姿で登校して、講義を受けました。

宇都宮市の作新学院大学女子短期大学部では、保育士や幼稚園の教諭を目指す学生たちに、日本の伝統文化に親しみを持ってもらおうと、毎年この時期に学生が浴衣姿で講義を受けています。
ことしは、およそ220人の学生たちが水色やピンクなど色とりどりの浴衣を身にまとって登校し、楽しそうに写真を撮り合っていました。
このあと学生たちはそれぞれ講義を受け、このうち体育館に集まった学生たちは子どもたちに教える手遊びや踊りを体験したり、先生役にふんして発表したりしていました。
また、構内には学生が書いた短冊をつるしたささが飾られ、「子どもたちが笑顔になってほしい」「世界平和」というまじめなものから…、「推しに会いたい」「彼氏がほしい」などと書かれた短冊もありました。
また、ひこ星、織り姫、天の川など、七夕をテーマにした装飾がさまざまな場所に貼られ、構内全体がひとあし早い七夕の雰囲気に包まれていました。
1年生の学生は、「ふだんと違って浴衣姿は新鮮で、みんなかわいくて楽しいです」と話していました。
また、別の学生は「子どもの笑顔を支えられるような保育士になりたいです」と話していました。