栃木県誕生150年 「県民の日」で小学校では特別給食も

15日は、今の栃木県が誕生して、ちょうど150年となる記念の日です。
6月15日は栃木県の「県民の日」にもなっていて、宇都宮市の小学校では、特産のニラやかんぴょうなどを使った特別な給食が提供されました。

今の栃木県は、明治6年の6月15日に当時の栃木県と宇都宮県が合併して誕生し、15日でちょうど150年を迎えました。
宇都宮市の今泉小学校は、毎年の「県民の日」にあわせて、栃木県特産の食材を使った特別な給食を提供していて、節目となったことしは、県産の豚肉のしょうが焼きに、もやしとニラのごまあえ、かんぴょうのみそ汁、それにいちごのゼリーが、出されました。
このうち6年生のクラスでは、給食の時間になると、4人ほどのグループに分かれて机を並べ替え、友達どうしで会話をしながら、特別メニューの給食を楽しみました。
途中には校内放送で「県民の歌」が流され、児童たちは郷土を思い起こさせる歌を聞きながら、地元の食材を味わっていました。
給食を食べた女子児童は、「県の特産の食材がたくさん使われていたので、残さずに食べました。おいしかったです」と話していました。
今泉小学校の半田文男校長は、「給食をおいしく食べてもらいながら、ふるさとへの愛情や誇りを感じてもらいたいです」と話していました。