那須塩原市役所の建設予定地に小中学生がひまわりの種まき

那須塩原市の新しい市役所の建設が予定されている空き地に、工事が始まるまでの数年間、地元の市民グループがひまわり畑を作ることになり、31日200人あまりの子どもたちが参加して、種まきが行われました。

那須塩原市は、JR那須塩原駅の近くのおよそ3万平方メートルの空き地に新しい市役所を整備する計画を進めていて、今年度から設計が始まり、令和9年度までの完成を目指しています。
工事が始まるまでの期間、この土地の管理を委託されている地元の市民グループは、このうち3分の1の1万平方メートルを利用してひまわり畑を作ることになり、31日は地元の小中学生、200人あまりが参加して、種まきが行われました。
子どもたちは畑の中で1列に並び、数十センチごとに目印がつけられたロープにあわせて、ひまわりの種を次々と土の中に植えていました。
「花いっぱい、夢いっぱい!広場」と名付けられたひまわり畑は、順調に育てばことし8月ごろには、見頃を迎えるということです。
参加した中学1年生の男子生徒は「心を込めて種を植えたので、きれいな花が咲いてほしいです」と話していました。
市民グループの吉成伸一会長は、「子どもたちの協力によって、これまで利用されていなかった土地に、美しい花が咲くのが楽しみです」と話していました。