栃木県 新型コロナ1医療機関あたり3.07人感染 前週比増

栃木県は25日、新型コロナウイルスの感染状況を発表し、今月21日までの1週間の新規感染者数は、1医療機関あたり3.07人で、前の週より増加しました。

新型コロナの感染状況の発表は、今月感染症法上の位置づけが5類に移行したことに伴い、週に1回、指定された医療機関から新規感染者数を報告してもらう「定点把握」に変更されました。
県は、この集計結果を毎週木曜日に公表しています。
それによりますと、今月21日までの1週間に、県内76の医療機関から報告された新規の感染者数はあわせて233人で、1医療機関あたりでは3.07人となりました。
これは、前の週の2.64人に比べて、増加しています。
報告された233人を年代別に見ますと、10歳未満が50人、10代が28人、20代が25人、30代が23人40代が23人、50代が27人、60代が15人、70代が25人、80歳以上が17人となっています。
また保健所別に見ますと、宇都宮市保健所の管内が55人、県西が13人、県東が25人、県南が67人、県北が51人、足利市と佐野市を管轄する安足保健所の管内が22人でした。
県内で1週間の新規感染確認がもっとも多かったのは、「第8波」がピークを迎えていた去年12月で、このときは、1医療機関あたり36.61人でした。