大正時代の品種を酒米で復活へ 高校生が田植え 栃木 小山

大正時代に県内で広く生産されていたコメの品種を、酒米として復活させるプロジェクトの一環として、17日、小山市の高校生たちが田植えの作業を行いました。

田植えを行ったのは、プロジェクトに参加している小山市の小山北桜高校の生徒8人です。
このプロジェクトでは、大正から戦後にかけて県内で広く生産されていた「愛国3号」を酒米として復活させようと、県の下都賀農業振興事務所が、県内の酒造メーカーや2つの高校と連携した取り組みを、去年から始めています。
2年目のことしは試験的な酒造りに挑戦することになっていて、校内の田んぼに集まった生徒たちは、去年収穫したおよそ9キロ分の種もみから育てた苗を、機械を使って次々と植えていました。
これらの苗は、秋に収穫されたあと、酒造メーカーに持ち込まれて酒造りに使われるということです。
田植えをした女子生徒は、「このコメから作られたお酒を、20歳になってからぜひ飲んでみたいです」と話していました。
県下都賀農業振興事務所の鈴木康夫さんは、「ことしの試験的な醸造が、来年の本格醸造に結びつくので、おいしいお酒ができることを祈っています」と話していました。