栃木県内の若手アーティストを支援 足利銀行が絵を購入

宇都宮市に本店を置く足利銀行は、県内で活動する若手アーティストの活動を支援する取り組みとして1枚の絵を購入し、14日、本人から頭取に作品が手渡されました。

足利銀行が購入したのは、県内で活動する若手アーティスト、umi.さんの絵画で、14日、本人から清水和幸頭取に手渡されました。
雪の結晶を意味する「六花」という作品には、「神の使い」とされる鹿、神鹿が描かれていて、umi.さんは、鮮やかな花柄模様の鹿に「雪解けから春を待つ」という意味を込めたということです。
足利銀行は、地域貢献事業の一環として県内で活動する若手アーティストの支援に力を入れることにしていて、今回はその最初の取り組みとして、umi.さんの作品を購入しました。
この作品は今後、宇都宮市の本店の受付に飾られる予定だということです。
umi.さんは「本当に感謝しています。栃木はまだアートに対する土壌が育っていないと感じているので、こうした取り組みはとてもありがたいです」と話していました。
足利銀行の清水頭取は「若手作家の支援を通じて、県民がアートに親しむ機会を増やしていきたい」と話していました。