雪上を駆け巡る「スノーシュー」レース 栃木 奥日光
雪の上を安全に進むためにくつの上にはく「スノーシュー」をつけて、雪に覆われた野山を駆け巡り、順位を競うレースが、5日、奥日光で開かれました。
「スノーシュー」は、冬の間でも気軽に自然に親しめるとして、近年、愛好者が増えていて、5日のレースは、さらなる普及を目指そうと、3年ぶりに日光市で開かれました。
レースは、5キロと10キロの2つのコースに分けられ、参加した人たちはゲートをスタートしたあと、雪に覆われた林の中に次々と入っていきました。
そして、雪の上を沈まずに進むことができる「スノーシュー」を上手に使いながら起伏に富んだ野山を駆け巡って順位を競い、それぞれ30分から1時間ほどのタイムでフィニッシュしていました。
主催した「日本スノーシューイング連盟」の原田克彦会長は、「3年ぶりの開催でしたが、多くの人に参加してもらったので、今後も地元の人に支えられる大会にしていきたい」と話していました。
東京から参加した女性は、「初めて参加したので疲れましたが、下りで風を切る音が気持ち良かったです」と話していました。