渡良瀬遊水地100年を記念 当時の様子記した古地図を展示

渡良瀬遊水地が出来てからことしで100年になるのを記念して、当時の遊水地の様子を記した古地図が栃木市のビジターセンターで展示されています。

この展示は、国土交通省の利根川上流河川事務所が栃木市にあるビジターセンター「渡良瀬遊水地ハートランド城」で開いています。
会場には、明治から昭和にかけて作成された渡良瀬遊水地の周辺を記した古地図の原本や複製など8点が展示されています。
このうち、100年前の大正11年に作成された鳥瞰図の複製は、渡良瀬遊水地が出来る前後の川の流れがかき込まれ、工事前は渡良瀬川やその支流が今と異なる場所を流れていたことが確認できます。
また、昭和2年に作成された地図には、栃木、群馬、埼玉の県境、いわゆる「三県境」が記され、今は陸地にある三県境が当時は川の中にあり、渡良瀬遊水地の工事が進むのに伴い、川が流れる位置が変わっていったことがわかります。
栃木市渡良瀬遊水地課の芹沢嵩さんは「遊水地に初めて興味を持った人にも、既に詳しい人にも楽しめる展示となっています。普段は展示されていない貴重な展示なので、ぜひ足を運んでほしい」と話していました。
この展示は来年1月15日まで行われます。