入国制限緩和 日光市の高級ホテルは受け入れの準備進める

観光目的の外国人の入国制限が7日、緩和されたことを受けて、国内有数の観光地の日光では、高級ホテルの担当者が海外を訪れて、現地の旅行会社に日本行きの旅行客を増やしてもらえるように働きかけるなどしながら、受け入れの準備を進めています。

おととしオープンした日光市の高級ホテルは、ことし7月から総支配人や担当者がシンガポールやインドネシアなどを訪れて、現地の旅行会社に対し、日本行きの旅行やホテルの利用を増やしてもらえるように直接働きかけてきました。
また、ホテルの外国語のホームページにアラビア語や中国語の表記を加えるなどして、準備を進めています。
このホテルは、開業当初は外国人の観光客を主要なターゲットに置き、座禅の体験など日本の文化に触れるプログラムを充実させました。
しかし、新型コロナの感染拡大と、それに伴う入国制限の影響を受けて、実際に訪れた外国人は利用者全体の数パーセントにとどまっているということです。
この2年間は、海外旅行に行けなくなった国内の観光客の需要が伸びたことから高い稼働率を維持できたということですが、ホテルは、こうした需要はいつまでも続かないと考えています。
一方で、外国人の観光客は富裕層が多く、滞在が長期にわたって地元の経済への波及効果も大きいことから、今後、制限の緩和がさらに進んで入国者が増加することに期待しているということです。
ホテルの総支配人のアレクサンダー・マックブライドさんは、「緩和はまだ十分ではなく、海外からの旅行客がすぐに増えるとまでは思っていないが、緩和が進んでいくことで、多くの外国人に日本に来てもらいたい」と話していました。