学校向け電子図書館開設 小学生の本貸し出数約3倍に 矢板

子どもたちにタブレット端末を使って電子書籍に親しんでもらおうと、2年前矢板市が学校向けの電子図書館を開設したところ、市内の小学生が図書館などで借りた本の数がおよそ3倍に伸びたことが分かりました。

矢板市は、市内すべての小中学校で1人1台のタブレット端末を配備していて、2年前には、このタブレット端末を活用して学校向けの電子図書館を開設し、小中学生なら誰でも電子書籍を借りられます。
矢板市教育委員会が昨年度、子どもたちが学校や市の図書館で借りた本の数を調べたところ、小学生では合わせておよそ13万9000冊で、電子図書館を開設する前の令和元年度と比べておよそ3倍に伸びたことが分かりました。
このうちのおよそ3分の1は電子書籍だったということで、教育委員会は、コロナ禍で図書館の利用そのものが増えたことに加え、電子図書館の導入で、ほかの人と接触せずに借りられるようになった点が利用を後押ししたとみています。
矢板市では、開設当初はおよそ800冊だった電子書籍の数を4500冊まで増やしていて、「予想以上の伸びで、大変驚いている。今後も新しい本を増やし、利用の促進に力を入れていきたい」とコメントしています。