国体に向けてテロ対策訓練 サイバー攻撃を想定 宇都宮

全国から大勢の関係者が集まる国民体育大会が、ことし10月に県内で開催されるのを前に、警察などによる競技会場のテロ対策訓練が宇都宮市で行われました。

この訓練は、ことし10月に開催される「いちご一会とちぎ国体」のサッカーの競技会場で行われ、警察や県の職員、それに警備会社やバス会社の担当者などおよそ110人が参加しました。
訓練では、会場内のパソコンがサイバー攻撃を受けたという想定で、パソコンと連動する場内の電光掲示板に「シャトルバスに爆弾を仕掛けた」と表示されました。
これを受けて、会場では、警察官らが選手や観客役の参加者をスタジアムの外に安全に誘導する手順を確認しました。
また、爆弾が仕掛けられたという想定のシャトルバスでは運転手が乗客をバスから降ろしたあと、警察の爆発物処理班が不審物を発見して処理するまでの手順を確認しました。
参加者たちは、声を掛け合いながら真剣な表情で訓練に臨んでいました。
宇都宮東警察署の五十嵐隼警備課長は「関係機関と一緒になって対処の手順を確認できて大変有意義だった。テロ対策は警察だけでは不十分な点もあるので、県民や関係機関の協力を得て万全な態勢を整えたい」と話していました。