空と地上から違反車両取締り ヘリとパトカーが連携  

夏の交通安全県民運動にあわせて、警察は16日、三重県内の高速道路で、上空のヘリコプターと地上のパトカーを連携させた違反の取締りを行いました。

ヘリコプターとパトカーによる取締りは、伊勢自動車道のおよそ40キロの区間で行われました。
まず上空のヘリコプターが交通違反をしている車を見つけると地上のパトカーに無線で連絡し、パトカーが現場に向かいます。
16日は、およそ1時間にわたって取締りが行われ、追い越し車線を走り続ける「通行帯違反」を3件摘発したということです。
警察によりますと、三重県内の高速道路や自動車専用道路では、ことし15日までに去年の同じ時期よりも265件多い1335件の交通事故が起きていて、このうち1人が亡くなったということです。
高速道路交通警察隊の伊藤勝彦隊長は「あおり運転が多発しており、取締りを強化している。運転する際は、ゆとりと譲り合いの気持ちを持ち、車間距離を長くとって安全運転をしてほしい」と話していました。