三重県警 冷却グッズ・サングラス着用可能に 暑さ対策などで

三重県警察本部は暑さなどへの対策として屋外で業務にあたる警察官や職員を対象に冷却グッズやサングラスの着用を認めるルールを設け、7月1日から運用を始めることになりました。

県警察本部によりますとこれまで警察官や職員が冷却グッズを身につけることについて明確な規定がなかったほか、サングラスの着用については所属長の許可を得た白バイ隊員など一部に限られていました。
こうした中、県警察本部は暑さや紫外線などへの対策として地域課や交通課など屋外で業務にあたる警察官や職員を対象に、小型の扇風機やぬらすと冷たさを感じられる「クールタオル」などの冷却グッズに加え、サングラスの着用を認めるルールを新たに設け7月1日から運用を始めることになりました。
いずれも使用する際は、所属長の承認を得ることや街頭での活動に限ること、それに警察官の品位を失わないことなどが条件になっているということです。
県警察本部警務課の三尾啓輔企画室長は「現場で警察官が体調不良になると街頭活動や捜査などに支障が出て、県民の安全に影響を及ぼすことが想定される。過酷な環境でも適切に警察活動をするための取り組みなので県民にはご理解いただきたい」と話していました。