熊野古道世界遺産 20年記念切手販売前に知事に贈呈

熊野古道が世界遺産に登録されて20年になるのを記念した切手が販売されることになり、25日、三重県の一見知事に贈呈されました。

日本郵便東海支社は、熊野古道が世界遺産に登録されてから7月で20年になることを記念した切手を作り、7月1日から販売します。
これに先立って、25日、三重県庁で贈呈式が行われ、日本郵便の根岸一行東海支社長から、一見知事に切手が手渡されました。
一見知事は、「県も熊野古道のPRを続けているが、外国から来た人などがおみやげで切手を買うことでさらに熊野古道をPRできると思う」と話していました。
記念切手は、84円切手10枚が1セットで、伊勢路の獅子岩や松本峠、馬越峠などの写真が載っています。
県内すべての郵便局であわせて1000セットを販売するということです。
日本郵便の根岸東海支社長は、「切手は軽く、おみやげで持って帰りやすいので多くの観光客に買ってもらい、熊野古道を世界にアピールしていきたい」と話していました。